ペンは剣よりも強し [本]
ちょっと前ですが、筒井康隆 『アホの壁』を読みました。
実を言うとそれほど面白かったわけでもなく、内容的にも、もう頭からこぼれている状態。
しかしながら一個だけ印象に残った逸話が。
よく、『ペンは剣よりも強し』 という言い回しがありますが、現在使われている意味は、強大な権力に対し、言論などで対抗するっていう マスコミ関係者が好んで使いそうなもの。
しかしこの言葉は最初に発した人の真意は。。。
剣 : レジスタンスの武力行使
ペン : 逮捕状へのサイン
ということで、『いくら武力で政府をひっくり返そうとしても、サイン一発で阻止できるよ』 というのが発祥だそうです。立ち位置まったく逆ですな。かように人は言葉を自分勝手に解釈するという話。
もっとも、この話が本当なのか裏を取ってないので、筒井流のFakeかも
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