栗本薫の訃報 [本]
ニュースをちゃんと見ていなかったため、知ったのが今日でしたが、思い入れのある作家さんなので、ちょっと書きます。
26日に栗本薫(中島梓）さんがお亡くなりになりました。まだ56歳とのことで、月並みな言い方になりますが、早すぎる死だったなぁと。
小説の後書きにも明言していたので、癌の闘病中ということは十分理解していたのですが、つい先週『グイン・サーガ』の最新126巻を読み終えたところだったので、それほどギリギリの状態だったとは作品的にはまったく感じらず、唐突なのは否めません。
最近はグイン以外は読むこともなくなりましたが、ほぼ全著作を読んでいた時代(学生の頃）もあり、わ の物の考え方に多大な影響を与えた人であることには変わりません。
なにか、ぽこっと虚無の穴が開いたような感じですが、彼女のまだ読んでない著作に再度ふれてみようかと思います。作品に接することが作家さんを理解する一番の早道だと思いますので。
ご冥福をお祈りするとともに、これまで（＆これからも）素晴らしい小説を読ませていただいたことに感謝いたします。
ダン・ブラウンの『パズル・パレス』 [本]
を読了。『ダ・ヴィンチ・コード』の人の処女作です。
さすがに最初の作品はこんなもんかぁという感じ。
国家によるインターネット検閲というテーマや暗号、ウイルスの話など素材としてはまさに新人らしからぬ着眼点だけど、いかんせん話の構成力はいまひとつ感があります。
今度『天使と悪魔』も映画化されますが、実は わ は大期待してる映画だったりましす。小説が驚異的な素晴らしい出来栄えだった『ダ・ヴィンチ。。。』を映画では残念ながら超えられなかったわけ(独断）ですが、逆に小説として桁外れではないものの秀作 を映画でいかに超えられるか？
内容的にまたバチカンを敵に回しそうな所を、どう料理するかも見ものです。
＃トム・ハンクスは。。。 やっぱりラングドンのイメージじゃないけど。
人の命の値段 [本]
本屋で立ち読みをした『ひとでなしの経済学』。
道義的に喋りにくいけど、実は皆うすうすの項目をばっさり(なのか？ちょっと読んだだけなので）。
で、自動車メーカーがリコールするかどうかの判断基準としての 直すためにかかる費用 と 直さなかった場合に払う賠償金 の比較とか、生々しい話題がちらほら。
うーむこれは買って読もうかな。
ちなみに表題の平均的答えは？？？ 人によって違う という、身も蓋もない当たり前の結果でした。生きていたら、後どれくらい稼げたかを現時点で算出すればいいそうで。
石田衣良『フォーティ』 [本]
読了。題名は直木賞受賞作『4TEEN』のもじり（？）になってますが、内容的には（解説で書いてあったので先に言われた感あり。でも普通連想するわな）『池袋ウエストゲートパーク』オヤジ版。
独立したものの、公私ともに中々うまくいってない40歳の広告マン。仕事をとるためにBlogを始めたところ、思わぬ依頼が次々と舞い込んで。。。 後は本をお読みください(笑)。
IWGPより主人公が年齢的に近い為、こっちのほうにリアリティを感じるなぁ。ぜひシリーズ化して欲しいところ。
やっぱり石田衣良さん、なに書いても面白い！。敬遠していた恋愛物も読んでみるかぁ。
boox ちょっといいかも [本]
Amazonの優遇（ポータルサイトでポイント？％とか）が軒並み消滅してしまった今、本を買うのはどこが良いなぁと探していた所、いいもん見つけました。
boox
https://boox.jp/
私の会社系クレジットカードだと 5％Offの上に、送料が値段制限なく、いくらでも(単行本１冊も可）無料。
若干発送リアクションはAmazonより劣りますが、どのみち土日にしか受け取れないので わ にとってはデメリットとはならず。
しばし感じをみて、今後はこちらの方で買い物かなぁ。
孔子のたまわく [本]
現役お坊さんかつ宗教学の先生の『仏教ではこう考える』を読了。立ち読みでちらっと見た所面白そうだったので、購入。予想通りです、いいかもこれ。
仏教者って哲学者かつ生活者ということが随所に出てきて、納得させられることもあり、”これは違うんじゃない？”と思うこともありで、読んでる人に考えさせる所など秀逸です。
で、この中の非暴力の項で、儒教のスタンスを述べているところ。孔子は
『自分がされていやなことを、他人にしてはいけない』
と言ったらしい。実はこれって わ のモットーだったのですが、今の今まで わ オリジナルだと思っていました。うーん、どっかで聞いた話がすりこまれていたんだなぁ。失礼いたしました＞孔子様。精進いたします（＾＾；。
麻雀は本日RON2に和泉由希子プロが参戦してて、最後の最後で同卓Get！！。まぁ、結果はいまいちです。勝負弱いなぁ。
ドサ健博打地獄２？？？ [本]
ベッドで読む本が、今『ドサ健ばくち地獄』＠阿佐田哲也で、昨日読了。
これの続編があったはずなんだけど、本棚には見つからず。捨てちゃったのかなぁ、Amazonで探してみよう。
あさてつファンなら言うまでもないですが、『麻雀放浪記』の破滅キャラ ドサ健のその後(大分後です、時代設定は昭和30~40年ぐらい？）を描いたもの。私は、『麻雀放浪記』より、こっちの方が断然お勧めなのですが、世間的評価はどうなのか、微妙かも。
たしか、続編はさらに現代寄り（今から20年ぐらい前。まさに出版当時）の話だったので、さらに面白かったような気がしてるんですが、捨てたってことはそうでもなかったのかも、記憶曖昧。
麻雀はこれからロン2で普通打ちかな。
IWGP 最新刊 [本]
『池袋ウエストゲートパーク』の最新刊の告知がAmazonから。
題名は 『非正規レジスタンス』
早速、欲しいものリストにいれました。大体察しがつくように、ドラマからの入りですが、本のほうも大好きです。石田衣良さん、もっとこの系を書いて欲しいなぁ。恋愛物は（たしかに石田流のひねりがあって、ほかとは一線を画しているのですが。。。）もういいです（＾＾；
ギャンブル小説など、書いてもらいたいところ。アングラカジノや原油先物(って投機かこれは）とか。
クワイエットルームへようこそ [本]
読了。大人計画 松尾スズキの小説です(てか、映画の方をみたのが先なんですが）。
映画とほぼ同内容ですが(って順序が逆ですね）、いいなぁ、これ。ふつふつと映画を観たときの高揚感がよみがえってきます。結構軽いのりで進んでいくのですが、クライマックスで、ズドーンときます。まだ読んでない/観てない方はどちらからでもいいのでお勧めです。
なんか、正常と狂気の境目は存在していないということを思い知らされます。しかし、松尾さん見てきたような感じ(といっても私も外側からみたことしかないので、想像の部分だいぶあり）ですが、経験あるのかなぁ。
麻雀はロン2に現在、イベントに瑠美プロ、宮内プロ出現中。終わったら同卓ねらいということで。
そういえば、ロン2リアルで同卓いただいた方(ユーザー側）からコメントががががっ。ありがたいことです。これからかえしにいってきます。
グイン・サーガ120巻 [本]
栗本薫作のヒロイックファンタジーで、120巻目ということからわかるように、超大河小説。読み出したのが20年以上前（しかもその時点での開始ではなく、すでにかなりの冊数が出てました）なのに、いまだに終わりません。。。
最初のころは全100巻をうたっており、なかなか吹くなぁと思ったのが遠い昔。頼むから作者存命中に完結させてくれって状態に入りつつあります。 しかし、内容的にはまだ終盤にすら入ってない雰囲気が（＾＾；。
おっさんには栗本薫作品はもういいやで（昔は他のシリーズも読んでました。そもそもグインの入りは、他作品からの派生）、今やグインだけが惰性で読んでる。
頼む、開放してくれぇ。なまじ質が高いので、微妙に切りにくいんだわ、これが。
麻雀はMFCの東風トーナメント（昨日の記述に多数の間違い。後で直しときます）
３、２３、２４
と、よわよわ。陥落の危機がないと、気が抜けてるなぁ。B2のくせに。